基板のソルダーレジストの色が緑色の理由

基板のソルダーレジストの色についてお話しします。

ソルダーレジストは基板の表面に塗られている塗料で、配線パターンの保護と絶縁の役割をします。
一般的には緑色が多いです。
緑色が多いのは、白色のシルク印刷がわかりやすいとか、基板の傷がわかりやすいという説もあるようですが、
実際は昔からの慣習でという特別な理由ではないようです。
（数十年前は、汎用性が高いため、コストメリットが高いと言われた事もありました・・・）

最近は青色も増えてきました。他に赤色や黒色、白色もあります。
RoHS対応基板を青色で作りわけされている例も多くあります。

白色はLEDを搭載する基板に多く、光量を有効的に利用できるよう白色で光を反射させるのです。

機械の内部に隠れて見えないことが多い基板ですが、これからスケルトンの機械などが流行ると
もっとカラフルなものが出てくるのかもしれませんね。
（営業部　文）